西島秀俊が「洗濯タレント」と化した理由 NHK「おかえりモネ」セリフに視聴者沸く

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   2021年度前期のNHK朝ドラ「おかえりモネ」の放送が5月17日から始まった。第1回では俳優の清原果耶さん(19)が演じる主人公・永浦百音の人となりが紹介されるなどしたが、視聴者から思わぬ注目を集めたのは、俳優の西島秀俊さん(50)のセリフだった。

   作中で西島さんが演じるのは気象予報士の朝岡覚。本作で気象予報士は百音が志す国家資格であり、番組の重要なテーマの1つだ。第1回の作中で西島さんは天気予報を伝えるテレビ画面に登場し、「午後は急な雷雨の所がありますので、お出かけの際は、洗濯物は部屋干しにしておいたほうがいいでしょう」と呼びかけていたが、その姿に対して一部視聴者から、「西島さんの部屋干しがいいでしょうって、前やってた洗剤CMのオマージュ?」といった声が上がっているのだ。

  • 西島秀俊さん(2018年撮影)
    西島秀俊さん(2018年撮影)
  • 西島秀俊さん(2018年撮影)

「西島秀俊=柔軟剤」なぜ定着?

   今を遡ること8年。2013年に放送を開始したのは、西島さんが出演する、柔軟剤の「ソフラン」のCM。シリーズは2017年まで続いたが、その中で、2016年3月に放送されたバージョンで扱われていたテーマは「部屋干し」。CM中では専業主夫役の西島さんが、子供の担任の家庭訪問があることに気付いて慌てて部屋干しの洗濯物をしまうも、ソフランの香りによって招き入れた先生に対して不快な思いをさせずに済むというストーリーが展開するのだ。

   恐らく、上記のような視聴者の声は、そのCMの内容を思い出してのもの。5年も前のCMだが、それでもその印象が強かったために、「おかえりモネ」で西島さんが「部屋干し」という単語を発した際に、視聴者がこのCMを思い出したということなのだろう。

   ただ、この「西島秀俊=柔軟剤」という、一見飛躍した連想は、実はそれ以外にも理由がありそうなのである。

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