佐々木朗希は「大谷翔平の域まで行ける可能性」 デビュー戦に見た将来性と改善点、元コーチが語る

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将来性を感じさせるフォーク

   初回の佐々木の投球で橋上氏の印象に残ったのは、森への初球のストレートと山川に対する3球目のスライダー、そして空振り三振に打ち取った4球目のフォークだという。橋上氏は「この3球はすごいなと感じました。ストレートのキレと伸び。山川選手への最後のフォークはかなりの落差があり、将来性を感じさせる球でした」と振り返った。

   2回は三者凡退に抑えたものの、3回は1塁手レアード(33)の失策をきっかけにピンチを広げ、2つの盗塁などがからみ3失点。5回には四球で歩かせた源田に盗塁を許し、2死3塁の場面で自らの暴投で1点を献上。佐々木はこの回を最後に降板し、1軍デビュー戦は勝敗が付かずに終わった。

   この日はMAX154キロの威力あるストレートを披露した一方で、5イニングで5つの盗塁を許すなど今後へ向けての課題を残した。佐々木は5月17日に出場選手登録を抹消された。再び2軍での調整となる佐々木が取り組むべき課題について、橋上氏は次のように言及した。

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