米MLB・エンゼルスの大谷翔平選手(26)が2021年5月16日(現地時間)のレッドソックス戦(ボストン)で9回表に逆転の第12号2ランを放ちチームは6対5で勝利、ア・リーグの本塁打王トップタイとなった。
これにレッドソックスでもプレイした元投手の上原浩治氏(46)もツイッターで「あそこの場面で打つぅ??」「マジ凄いんだけど」と絶賛のコメントを投稿している。
「あそこの場面で打つぅ??
上原氏は2013年から16年までレッドソックスに在籍、主にクローザーとして活躍した。大谷選手のホームランはそのレッドソックスの本拠地・フェンウェイパークの右翼ポール、通称ペスキーズポール際に飛び込む逆転打となった。
上原氏は試合直後の日本時間17日午前にツイートし、「あそこの場面で打つぅ??マジ凄いんだけど...」とレッドソックスのクローザー・バーンズ投手から放った起死回生の逆転打を絶賛。そして
「ペスキーズポールへ...あの辺りは打球が戻ってくるんだよなぁ。しかも、最短で80メートルちょっと。でも飛距離は問題なかったね」
「ほんまに今年、飛ばないボールになってんの?彼の打球は全く関係ないよね」
と分析した。
MLBでは2021年シーズンからボールの反発係数を下げ、打球が375フィート(約114メートル)以上飛んだ場合に飛距離が数フィート(30~60センチ)落ちるようになった。それでも14日(現地時間)の試合では左翼の巨大フェンス「グリーンモンスター」越えの本塁打を放ち、16日には右翼にと打ち分ける大谷選手の長打力を上原氏は称賛していた。