石原さとみ&綾野剛W主演も「見るのが辛い」 「恋はDeepに」視聴率ダダ下がりの背景は

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   俳優の石原さとみさん(34)と綾野剛さん(39)がダブル主演のドラマ「恋はDeepに」(恋ぷに、日本テレビ系)第5話が2021年5月12日に放送され、世帯平均視聴率は7・7%(関東地区、ビデオリサーチの調べ)に落ち込んだ。

   とまらぬ視聴率低下の原因は、俳優のイメージと役柄に「齟齬(そご)」があるのではないかと分析する声が多くの視聴者からあがっている。

  • 「恋はDeepに」公式サイトより
    「恋はDeepに」公式サイトより
  • 「恋はDeepに」公式サイトより

社会派作品が好評だっただけに...

   石原さん演じる渚海音は、海を愛する海洋学者。海を守るという使命感のもと、建設会社「蓮田トラスト」が進めるマリンリゾート開発阻止のため動き出すが、そこでリゾート開発に人生をかけるツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野さん)と出会い、禁断の恋に落ちてしまう...というストーリーだ。

   初回こそ10・5%で2ケタ発進したものの、第2~4話はおよそ8・5%と推移し、今回第5話では0・9ポイント減で7%台に突入。第4話のラストシーンで、海音が「実は私、人間じゃないの...」と倫太郎にこれまで秘めてきた自身の秘密を打ち明けるという、最大のネタを次週にもちこしていただけに、残念な結果となってしまった。

   石原さんといえば、ドラマ「アンナチュラル」(TBS系・2018年)や、石原さん演じる余命宣告を受けた一人の娘と俳優の寺尾聡さん(73)演じる父との家族愛を描いたヒューマンドラマ「人生最高の贈りもの」(テレビ東京系・2021年)など、社会派かつ、シリアスな作品での演技がことごとく好評。

   またドラマ「高嶺の花」(日本テレビ系・、2018年)やドラマ「Heaven?〜ご苦楽レストラン〜」(TBS系・2019年)で、高飛車な性格の役を演じたため、そういったイメージが板についた人も多いかもしれない。

俳優も作品も良いのに、「これじゃない」感?

   一方、綾野さんは、昨年の大ヒットドラマ「MIU404」(TBS系)で見せた熱血漢な役や、ドラマ「コウノドリ」(TBS系・2015年)での誠意ある産婦人科医役など、ストレートな性格ながらもどこか憂いを秘めているような役どころが好評で、アンニュイな顔立ちも相まって個性派俳優として地位を盤石にしているといえる。

   「恋ぷに」は、社会派ドラマというより、海音が「人間ではなく実は海洋生物(?)」というファンタジー要素も加わったライトな雰囲気のラブコメ。

   ともに俳優としてしっかりした経歴と確かな演技力を持つ2人と、不思議ちゃん女子×ツンデレ男子というポップな役柄とでギャップが生じているのか、 視聴者からは

「恋はdeepにの綾野剛コレジャナイ感すごい。もったいない」「綾野剛の切ない大人なラブストーリーが見たかった... うろたえる剛さんは可愛いけど、おしつけは良くないけど、これじゃない」「綾野剛大好きで、どんな女優さんとの濡れ場でも『エロいー!最高!』と思ってたけど、この綾野剛は好かんわ...」「石原さとみの不思議ちゃんぶりが浮きすぎて見るのが辛い... 脚本と演出次第では、もうちょっと違ったドラマになっただろうと思うのですが」「100歩譲ってこの脚本でいくのなら、もっと若いライトな役者使ってやるべき」

などと、脱落者が後を絶たない原因を分析する声があがっている。

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