「仕事もできる温泉」は今後も拡大予定
では、なぜ「ワークスペース」を設けたのだろうか。オークランド観光開発の広報担当者は、コワーキングスペースを設けた背景について「温浴施設が多様性をもち、お風呂という箱を通して新たな価値を創出できないかと感じていた」と設置した背景を語った。
実際にワークスペースが設けられた空間には、コーヒー飲みながら読者を楽しめるラウンジエリアや、書籍やコミックを揃えた「Book libraryエリア」、半個室空間「ログシェルタ」などのエリアも展開されており、人それぞれの楽しみ方があるという。
オークランド観光開発は今後、ワーキングエリアの拡充や「テレワーク」・「ワーケーション」プランなども展開する予定だという。2022年の春には、千葉県流山市おおたかの森駅に「ワーキングスペース」をはじめ、サウナなどの人気コンテンツの付加価値を高めた施設をオープンすると意気込んだ。
またニフティライフスタイルの広報担当者も、より身近な環境での新しいライフスタイルとしてこうした施設への訪問を検討してほしいと語った。
(J-CASTニュース編集部 瀧川響子)