「温泉テレワーク」コロナ禍で新たな選択肢に? 温浴施設がコワーキングスペース続々設置、手応えを聞く

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

温泉・サウナ・食事でオン・オフ切り換え

   オークランド観光開発は「竜泉寺の湯」や「喜盛の湯」などのスーパー銭湯施設を運営している。1989年に名屋市守山区に開業した竜泉寺の湯は「スーパー銭湯」「高濃度炭酸泉」発祥の施設だという。現在では系列店を全国に6店舗展開しており、ニフティ温泉ランキングでも評価が高い。

   同社の広報担当者によると、最初にコワーキングスペースを導入したのは名古屋守山本店で2018年のことだった。翌19年には八王子みなみ野店と横濱スパヒルズにもリニューアルを機に設置した。

   休憩スペース内に「ワークスペース」として設置されており、広報担当者によれば多様な人々に利用されているという。

「リモートワークで利用している社会人から、ワーケーションとして仕事をしつつ休みも取り入れている方も多いです。学生さんの勉強にも利用されています。
最近ではサウナで集中力がアップして仕事がはかどる!ということで、サウナー(サウナ愛好家)の方も多いです。『コワーキングスペース×サウナ』に魅力を感じる方も多いと聞きます」

   担当者は、仕事に行き詰まったり疲れたりしたときに温泉やサウナ、食事を楽しむことで、オン・オフを切り替えて仕事に取り組むことができるうえ、コストパフォーマンスも魅力的だと話す。

「休暇と仕事を両立させる近場での『ワーケーション』としてもご利用できます。そして仕事を終わらせて帰宅した際には、もう寝るだけの状態なので 1日がすべてここで完結できてしまうところは魅力の一つではないでしょうか。
また、平日ですと1,400円(横濱スパヒルズ)で、時間無制限利用でご利用できますので『テレワーク』に適したコスパNo.1の仕事場でもあると思います」
姉妹サイト