「カレーの調理音」でライブ演奏 謎の前衛アーティスト「ノイズカレー」の正体とは

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「度肝を抜かれました」

   今から2年前の19年4月、ノイズカレーのパフォーマンスを間近で見た人がいる。世界の打楽器事情に詳しい「打楽器マニア」のサカンさんだ。当時、他の出演バンド目当てにライブハウスへ足を運んだところ、ノイズカレーのパフォーマンスに遭遇。21年5月11日、J-CASTニュースの取材に対し、当時の印象をこう振り返った。

「度肝を抜かれました。調理の音はとてもリズミカルで、まるで音楽のように聞こえる事がありますが、まさか調理する事そのものを音楽的パフォーマンスにする方がいらっしゃるとは思いもよりませんでした」

   実はノイズカレー、これまでもツイッター上でたびたび注目を集めてきた。2021年4月にアップされた演奏動画に対しては「マジで謎くて最高」「なにこれ...めっちゃかっこいいんっすけど...」「ライブハウスで見たい」「この世界は広いんだと再認識しました」などの反響が。海外ユーザーからも、

「Ohh, dinner and a show!」(なんてこった!ディナーとショーを両立してやがる!)
「dope」(イカれてるぜ)

など驚きの声が相次いだ。

   ただ、ツイッター上では定期的に話題を呼んでいるものの、その実態は長い間謎に包まれてきた。一体なぜ、このような音楽をやっているのか。J-CASTニュースは5月6日、ノイズカレー本人にツイッターのDMを通じて取材。話を聞いた。

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