阪神熊谷「神走塁」で逆転勝ちも... 微妙な接触プレーに虎党モヤモヤ「ケガなくてよかった」

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7回攻防が両チームの明暗分ける

   7回2死から同点に追いつき逆転勝利へのムードが一気に高まった8回、またも2死からサンズがレフトスタンドにソロをたたきこんだ。中日3番手・又吉克樹(30)の2球目のシュートをとらえ、値千金の勝ち越し弾。頼れる主砲の一発が試合を決めた。

   この日は7回の攻防が明暗を分けた。中日は1点リードで迎えた7回、連続安打で無死1、2塁とし追加点の絶好の機会を得た。だが、この日本塁打を放っている木下がライトフライ、続く阿部寿樹(31)、根尾昂(21)が凡退。阪神を突き放すチャンスを逃した中日は、その裏にワンチャンスで阪神に同点に追いつかれた。

   貯金を今季最多の「15」とし首位を快走する阪神。14日からは敵地・東京ドームに乗り込み2位巨人との3連戦を控える。今月末に開幕するセ・パ交流戦を前にここで一気に巨人を突き放せるか。14日は阪神が青柳晃洋(27)、巨人は畠世周(26)が先発のマウンドに上がる。

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