「ナチュラルメイクでは可愛くなれない女の子の武器でもある」
流行のナチュラルメイクに比べて、ギャルメイクは「ナチュラルメイクでは可愛くなれない女の子の武器でもある」という赤荻さん。昨今のギャルメイクは多様化し、SNSで普及させて思い思いのメイク術をモデルが発信しているのが「egg」周辺のインフルエンサーの今で、髪色や肌の色合いも多様になってきた。これには「女の子同士はわかっている」とマツコさんも共感を示し、「お前らだぞ。簡単に騙されてるのは」と世の男性をバッサリ切って捨てた。
ゲストにeggモデルのきぃりぷさんも加わり、ギャル雑誌から学べる教訓は「見えない圧力で周りに流されない」ことで、その意味ではマツコさんのキャリアもギャルの「親分」だというきぃりぷさんに、マツコさんは「この停滞した日本を救うのはギャルかも」と反応、美容への投資を怠らず「女の子の中で一番ギャルが経済を回しているかも」というきぃりぷさんとも意気投合していた。
そして赤荻さんがギャル雑誌から学んだポリシーは「自分のやりたいこととか、恥ずかしくてもワンチャンやりきってみちゃう」ことだと語る。読者時代からギャルを貫き、編集長としてeggを復活させた赤荻さんならではの説得力でマツコさんや視聴者をうなずかせた。
「ギャルに年齢はない」「"ギャルマインド"もっているやつは皆ギャル」などの名言が出演者から多く出たこの番組は、ツイッター上では「ギャルの持つエネルギーのすごさに圧倒された」「マインドだけはギャルで居たいわ」など、視聴者の共感をも呼び覚ました。
表面的な装いではなく、内面のマインドこそがギャルの源で、だからこそ時代を経てもギャルが生み出す文化・エネルギーは途絶えない、ということだろうか。
(J-CASTニュース編集部 大宮 高史)