米大リーグのタンパベイ・レイズは日本時間2021年5月12日、筒香嘉智選手を40人のロースター枠から外した。筒香にとっては、事実上の戦略外通告となる。
打率.167、本塁打0と不振
筒香選手は今シーズン26試合に出場するも打率.167、本塁打0、打点5と打撃不振に苦しんでいた。ロースター枠への登録はチームの公式戦に出場するための必須条件となるため、事実上の戦力外通告が下された形だ。
筒香選手は2020年に横浜DeNAベイスターズからメジャー移籍。レイズと総額1200万ドル(約13億円)での2年契約を結んでいた。移籍1年目の昨季は、51試合の出場で打率.197、8本塁打、24打点の成績だった。
今後、筒香選手はウェーバーにかけられることとなるが、他チームが名乗りを上げない場合、筒香選手自身がマイナー降格か自由契約での放出を決定することとなる。
地元「タンパベイ・タイムズ」紙の報道によると、レイズのニアンダーGMは筒香選手に対しレイズ傘下の3A級チーム・ダーラムでのレギュラー出場をオファーしているという。
DeNA時代は頼れる4番打者として活躍した筒香選手だが、慣れない環境に加えコロナ禍でのプレーは厳しいものがあったようだ。無念の戦力外通告に、ファンからは悲しみの声があがっている。
「筒香...今の成績では仕方ない対応だと思うが、これからどうするのか、悔いの無いように決めてほしい」
「一度きりの人生、他人に迷惑をかけなければやりたいことをしたら良い」
「YOKOHAMAの筒香は、這い上がる男 絶対このままじゃ終わらないよっ 頑張れ、踏ん張れ」
「マイナー、移籍、帰国、どれを取っても筒香が後悔しない選択をして欲しい。頑張れ...!」