お笑いコンビ・霜降り明星の粗品さんが2021年5月10日、父との思い出を再び歌にし、話題になっている。
粗品さんは6日にも、自身が高校生のときに亡くなった父との思い出を歌にした動画をツイッターで披露。大きな反響を集めていた。
「あんなに大切にしてた言葉が...」
粗品さんは今回、再びツイッターで、
「父ちゃんとの思い出を歌にしました 正直今回は泣けます」
とつづり、部屋の中でギターを抱え歌っている自身の動画を公開。序盤はがなり声で、
「僕の父ちゃんは昔からずっと言葉の大切さを教えてくれた」
と歌い、父が残した言葉について、
「言葉には感動や愛や時には人を傷つける事がある」
と明かした。また、粗品さんは、
「そんな父ちゃんが病室のベッドで急に苦しみだした」
「何かを悟った父ちゃんが最後の力を振り絞って ベッドに横たわったまま死ぬ間際俺にこう言った」
と父の最期の様子を歌いつつ、続けて呟いたのは聞き取り不可能な言葉。粗品さんは父の言葉について、あっけらかんとした声に切り替え、
「聞き取れなかった」
「あんなに大切にしてた言葉が聞き取れなかった」
「Siriがもし起動してたら100%聞き返されていた」
と歌いながら告白した。最後には
「ほんま何て言うたんや」
「父ちゃんの最後の遺言は記号だらけだった」
と訴えていた。
この歌に粗品さんの元には、
「言葉になっていない父ちゃんの最後の言葉を10年経った今もちゃんと覚えている粗品さんに私は泣いた」
「これは泣けるよ。ブラックジョークの中に浮かぶ『ほんま何て言うたんや』っていう切実な息子の想いが泣ける」
という声が集まっていた。
父ちゃんとの思い出を歌にしました
— 粗品(霜降り明星) (@soshina3) May 10, 2021
正直今回は泣けます pic.twitter.com/f3PKGErqrG