劇的サヨナラ勝ちでも喜べない、原巨人「ブルペン崩壊」の深刻度

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7日のヤクルト戦は中川が乱調

   なおも1死満塁と巨人のピンチは続く。大江に代わって4番手として桜井俊貴(27)がマウンドに上がったが、サンタナ(28)にレフト前タイムリーを許し、続く西浦直亨(30)に死球を与えて押し出し。ここで桜井は降板し、5番手・戸根千明(28)がマウンドに。戸根は川端慎吾(33)を1ゴロに打ち取るも、この間に4点目となるランナーがホームに生還した。

   試合は主砲・岡本の劇的な2打席連続アーチでサヨナラ勝利を収めたが、不安視されていた田中、桜井ら中継ぎ陣が結果を残せなかった。

   7日のヤクルト戦では2点リードの8回に4点を失い、9回にも1点を許し逆転負けを喫した。8回のマウンドに上がったセットアッパー中川皓太(27)がヤクルト打線につかまり、後を継いだ桜井、大江も抑えきれなかった。9回には井納翔一(35)がサンタナ(28)に手痛い一発を浴びるなど、中継ぎ陣の立て直しが急務だった。

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