おじさんはどうして「おじさん構文」になってしまうのか
なぜ中高年の男性が書くメッセージは相手への距離の近い印象を受ける「おじさん構文」になってしまいがちなのでしょうか。そこにはおじさんにしかわからない苦悩があるようです。
年齢を重ね、会社でも上司という立場になっていることも多いおじさん。そんなおじさんが年下の人たちとコミュニケーションを取る時、敬語を使わないことで威圧感を与えないようにし、絵文字や顔文字でほのぼのさせようと努力する。するとどうしても「おじさん構文」に近づいてしまうそうなのです。
<30代男性「助けてくれ」若い人に気を遣ってあれこれ工夫した結果、どうしてもおじさんLINEになってしまう話「おじさんと若手の溝は深い」>
また、句読点が少ないと目が滑ってしまうため、自分が読みやすいように句読点をたくさん打つので、区切りの多い文章になってしまうのだとか。
<オジサン構文の、オジサンに、句読点が、多いのは、こういう理由では、ないのか?「そう、なん、だ」>
相手のため、自分のため。そんな想いや気遣いから「おじさん構文」は生まれたようです。
このような経緯で「おじさん構文」は誰もがマネしたくなるようなおもしろ構文として定着。多くの人に受け入れられるようになった結果、何度もバズを繰り返しているのだと思います。
みなさんも、日々のメッセージのやり取りになにか刺激が欲しい......と思った時は「おじさん構文」を取り入れてみてはどうでしょうか。相手からの、反応は、保証、できませんが......。