サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」が2021年5月6日にGYAO!で配信され、エントリーしていた古瀬直輝さんが新型コロナウイルス感染の影響により今後の番組参加を辞退することが明かされた。
「またいつか、必ず僕を見つけてください」
古瀬さんは第1弾となる「PRODUCE 101 JAPAN」にも応募していたもののデビューには至らず、シーズン2でリベンジを誓っていた。古瀬さんは持ち前のスキルの高さに加え、スランプに陥ったメンバーにいち早く声をかけて寄り添うなど、仲間思いであることでも知られていた。
古瀬さんは番組で定期的に行なわれているPCR検査で陽性となり、保健所の指示のもとに経過観察を続けていた。10日間の隔離期間ののち、再度行なわれるPCR検査で陰性になっていれば合宿に参加する予定だったが、結果は陽性。番組のスケジュールに間に合わないため、オーディションへの参加を断念することとなった。
古瀬さんは番組の終盤でファンに向けメッセージを送った。
「10日間コロナ療養施設にてコロナと戦っていたのですが、順位発表式に間にあわせることができず、運営スタッフの方々もさまざまな可能性を考えてくださったのですが、コロナ陽性という大きな壁に打ち勝つことができませんでした」と絞り出すように語り、「国民プロデューサーの皆さん。今回はこのような形で皆さんの応援を裏切るようなことになり、本当にごめんなさい。コロナは本当に怖いです。いつ襲ってくるかわかりません。皆さんも絶対、この僕の状況を知って、気を緩めないでほしいです。気をつけていてほしいです」と涙を流し、声を詰まらせつつファンの健康を気遣った。
また、「僕の仲間たちが頑張っている姿を引き続き応援してください。またいつか、必ず僕を見つけてください。ありがとうございました」と、ともに戦った仲間への応援を続けてほしいと語っていた。