緊急事態宣言下のGW、「混雑状況」どうだった? 都内外の主な商業施設を解析アプリで調べてみた

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   東京都など4都府県に緊急事態宣言が出された中で迎えた、ことしのゴールデンウィーク(GW)。都内では大型商業施設が休業を余儀なくされた一方、宣言対象外である周辺県のショッピングモールの人出について「いつもの休日と変わらない光景」だと報じるメディアもあった。

   実際の人出はどうだったのか。商業施設周辺の混雑状況がわかるアプリ「おでかけ混雑マップ」で、都内と都外の混雑度合いを比べてみた。

  • 日本橋三越本店
    日本橋三越本店
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日本橋三越で「閑散」目立つ

   今回の緊急事態宣言では、生活必需品を除く床面積1000平方メートルを超える商業施設に休業要請が出された。例年なら「書き入れ時」のGWだが、都内の百貨店やショッピングセンターは多くが臨時休業になった。

   そうした中、朝日新聞デジタルはGW初日となった4月29日の記事で、埼玉県越谷市の大型商業施設「イオンレイクタウン」の同日の人出について「午前中からいつもの休日と変わらない光景が見られた」と報道。さらに「東京都内の『足立』や『練馬』、『多摩』などをはじめ、県外ナンバーの車が多く見られた」とも伝えた。

   実際に、GW中の都内の主要商業施設と、都外にある大型商業施設周辺の人出はどれほどのものだったのか。NTTデータがベンチャー企業「unerry」と手がけたアプリ「おでかけ混雑マップ」で見てみよう。同アプリはスマートフォンのGPS機能をもとに、お店の周囲100メートルの混雑状況をAIで解析。「通常より混雑」「通常」「通常より閑散」の3段階で、混雑度合いを確かめることができる。

   GWがはじまった4月29日から5月5日までの1週間、それぞれ10時~19時台に絞って、各地の混雑度合いを比べてみる。まずは、東京都心にある百貨店。食料品売場など一部を除き臨時休業となった「日本橋三越本店」周辺では、平日だった4月30日のみ、ほぼ「通常」レベルだったものの、それ以外の日・時間帯ではほとんどが「通常より閑散」だった。「松屋銀座」(一部臨時休業)や「伊勢丹新宿店」(一部除き臨時休業)周辺では、期間を通じて「通常」、もしくは「通常より閑散」が目立った。

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