7安打ゼロ得点、3連戦わずか3点 広島、巨人に勝てないのは「監督の差」か...指揮官に鯉党不満

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先手の巨人にカープベンチは後手...

   2点を追う8回の攻撃では、原辰徳監督(62)の采配に気勢をそがれた。

   この回は引き続きサンチェスがマウンドに上がり広島は代打・坂倉将吾(22)をコール。左の坂倉が代打とみるや原監督はすかさずサンチェスから左腕・高梨雄平(28)にスイッチした。広島は右の正隨優弥(25)を代打の代打で起用するも、采配が後手に回り貴重な代打要員である坂倉を打席に立たせることなくベンチに下げる形となった。

   原監監督は細かい継投で勝利への執念を見せた。高梨が正隨をショートフライに打ち取り、菊池にセンター前ヒットを許したところで迷わず桜井俊貴(27)を3番手として起用。桜井は代打クロン(28)、鈴木誠也(26)を打ち取り指揮官の期待に応えた。最終9回は大江竜聖(22)がマウンドに上がり、2死から鍵谷陽平(30)が最後を締めくくった。

   7安打を放ちながらも無得点の広島に対して巨人は8安打で4得点。この日は原監督の積極的な采配が際立っただけに、対する佐々岡真司監督(53)の采配を疑問視する声もある。インターネット上ではこの日の敗戦について「監督の差」と評する声が上がっており、不満の矛先を指揮官に向けるものも。巨人3連戦では計3得点。チームの得点力不足は深刻さを増している。

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