「取り急ぎお礼まで」メールは失礼? ビジネスマナーめぐり議論紛糾、識者の見解を聞いた

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敬意が足りないと感じられてしまう可能性も...

   そこでJ-CASTニュース編集部は、「取り急ぎお礼まで」でメールを終わらせることは失礼なのか否かについて、企業研修事業を手がける株式会社アイディペンデントふよう代表取締役でビジネスマナー講師の篠原あかね氏の見解を聞いた。

「『お礼まで』のように『○○まで』では、相手によっては上から目線で敬意が足りないと感じる可能性があります。文章は『です・ます』のように最後まできちんと書くべきであることを考えると『お礼申しあげます』とした方が印象が良いと思います」(篠原氏)

   加えて、「取り急ぎ」が付いた表現は「感謝の気持ち」を伝える際には不向きな可能性があると指摘しつつ、

「私見ですが、『感謝の気持ち』を伝えるのであれば『まずはお礼申しあげます』と記して、日を改めて対面または電話で直接お礼を述べる。または改めて丁寧なお礼メールを送るほうが良いかと思います 」

   と具体的なアドバイスを送った。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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