JALは機内食よりラウンジのビーフカレーを先行して売り出す
JALは機内食よりも、国際線ラウンジのカレーを先行して売り出した。ANAはチキンカレーを提供するのに対して、JALが出しているのはビーフカレー。大ぶりにカットされたビーフの食感や、独特なスパイスの香りが人気で、一部では熱心なファンもいる。コロナ禍で国際線に乗る機会がなくなった分、ラウンジでカレーを食べる機会がなくなったことを残念がる声も出ていた。20年6月には、成田空港近くの古民家レストラン「御料鶴」(ごりょうかく)でも食べられるようになったが、通販を望む声もあった。
こういったことを背景に、グループ内商社のJALUXが20年8月にマイレージ会員向けに公式通販サイトで発売し、10月には対象を一般客に拡大。11月まで販売した。販売終了後も再販の要望が多かったことに加えて、「お客さまに暮らしの中でJALを感じていただける商品・サービスの拡充を目指す一環」(JALUX)として、21年4月26日に再販を始めた。価格は1キロ入り(5食分)を2袋セットで6500円(税込)。
カレー再販に関する発表資料の中で、「JAL国際線の機内食の販売も近日中に実施」することも明らかにされている。エコノミークラスの機内食の販売を想定しており、発売時期や価格などの詳細は「後日改めて発表させていただきます」(同)としている。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)