戸郷を育てたのも炭谷?
同じ記者はさらに続ける。
「巨人でも戸郷翔征が高卒2年目の昨季に9勝とブレークしましたが、18試合の先発登板のうち、炭谷が17試合で先発マスクとほぼ『専属捕手』でした。戸郷の急成長は炭谷のサポートが非常に大きい。
18年オフに西武からFA宣言した時も数球団で争奪戦になりました。良い捕手として評価されている証だと思います」
大城が正捕手の座をつかみつつある中、炭谷も首脳陣の信頼は厚い。3番手に岸田、ファームに小林という序列になっている。
ペナントレースは長い。大城がこのまま不動の正捕手に成長するか、それとも炭谷、岸田、小林が巻き返すか。他球団がうらやむ豪華捕手陣の競争に要注目だ。