投手陣は踏ん張ってるのに...中日「4併殺」敗北に竜党イライラ 不満の矛先は与田監督「采配」にも

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「22併殺」に打率、得点、本塁打もリーグワースト

   4点ビハインドの9回には、先頭ガーバー(28)がライト前ヒットで出塁し代走に滝野要(24)が起用され反撃ムードが高まった。だがそれもつかの間、続く主砲ビシエド(32)が、阪神スアレス(30)の初球を叩きショートゴロ。竜党のため息が聞こえてきそうなこの日4つ目のダブルプレーだった。

   拙攻続きでことごとくチャンスを広げることが出来なかった。この日の4併殺が加算され、今季中日の「22併殺」はリーグ最多。チーム打率、得点、本塁打数もリーグワーストで、77得点はリーグ最下位DeNAの96得点に19点も及ばず、深刻な得点力不足が続いている。

   ここまでは、リーグ2位のチーム防御率を誇る投手陣の踏ん張りがチームを支えているが、上位浮上には打撃陣の向上が必須だ。首位阪神に対して3連勝するチャンスを拙攻によって潰してしまい竜党のイライラは募るばかり。インターネット上では与田剛監督(55)に対して「采配向上」を求める竜党の声も上がっている。中日は30日から敵地・東京ドームに乗り込み巨人との2連戦を予定している。

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