府県間を移動できる企画乗車券の販売は続く
8府県・4政令市で構成される関西広域連合は4月22日、ゴールデンウイーク期間中に府県をまたぐ移動の自粛を呼びかけた。ところが関西私鉄では28日現在も、府県間を移動できるお得な一部の企画乗車券の販売を継続している。
試しに阪急電鉄のウェブページを開くと「2021年度 スルッとKANSAI 大阪周遊パス(大阪エリア版)」は発売を一時休止しているが、大阪、兵庫、京都を行き来できる「2021年度阪急阪神1dayパス」(阪急・阪神・神戸高速鉄道の全線が一日乗降可能)の販売は続いている。
今後、発売一時休止に踏み切る可能性も否定できないため、緊急事態宣言解除後のお出かけの際は念のため各鉄道会社のホームページを確認する必要があるだろう。
いずれにせよ、緊急事態宣言が解除されるまでは不要不急の鉄道での移動は控えたいところだ。
(フリーライター 新田浩之)