俳優の米倉涼子さんが、2021年4月26日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)に出演。2020年に設立した個人会社の経営をめぐる苦労を語った。
米倉さんの語った生活感あふれるエピソードに、視聴者からは親近感を抱いた、との声が多くあがっている。
地道なオフィス作業に奮闘する米倉社長
米倉さんは、20年4月に芸能事務所・オスカープロモーションから独立し、個人事務所「Desafio(ディサフィオ)」を設立。社長としてのキャリアをスターとさせ、俳優としても順風満帆そうに見えるが、その影では「視力が落ちて、シワが増えました」と語るほど初めてのオフィス業に骨を折っているようで...。
例えば、給料や事務所の家賃などのお金の管理。「最初のうちは、区役所に何回も通ったり、書類にハンコを押したり」と慣れない業務に手こずったそう。嫌いな仕事として、「大容量データのダウンロード」を挙げ、
「ギガファイル便で送られてくるけど、携帯で見るとどこに保存されているかわかんない。それを送るのに要領が足りないとか...」
「選んだ画像を送るにはどうしたらいいか」
など、思うようにすんなりいかないことにイライラする一方、「今までPCを使ってこなかったので、いい勉強です」と振り返る。
「米倉涼子でもギガファイル便使うんだ!」
また、事務所のスタッフに仕事をお願いする際、「これやっといて」ではなく、「これできる?」と疑問形で尋ねるようにしている米倉さん。これは、スタッフそれぞれのキャパシティを見極めるため。本業である俳優業にストレスなく取り掛かかるためにも、適材適所に仕事を振っていく大切さを語った。
独立から1年。今でこそ「やっと落ち着いた」とすっきりした表情で話す米倉さんだが、こうした数々の気苦労エピソードに対し、視聴者からは
「お金が〜、ギガファイルが〜と悩む姿を見せるようになって、好感度もアップですね」
「米倉社長の気持ちわかるなぁ。 お金をもらう立場とお金を払う立場は全然違う」
「米倉涼子もギガファイル便とか使ってイ゛〜〜〜〜ってなってるねんから私がべこべこに働いてるのも少しは納得できるな」
などと、親近感を持つ声が多くあがっている。