「家に本届いた子たちはどうするんだ」 開催前日に同人誌イベント苦渋の「延期」...主催者語る激動の2日間

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「良いイベント日和だったんですけれどもね」

   そんなことの顛末を25日、青海展示棟の前で記者は赤桐さんから聞いていた。その間、誤って訪れた人は1人2人ほど。時には確認するように会場をのぞき込む人も見られたが、その数は少なかった。警備のスタッフは「最近の方はSNS上でよく調べて来られますからね」と話す。

   しばらくすると、同じく同人誌即売会の1つである「コミティア」主催の中村公彦さんらが応援にやってきた。コミティアは6月6日に同地での開催を予定しており、今回の出来事について他人事ではなかった。中村さんはしばらく、現地にいた東京ビッグサイトのスタッフや赤桐さんらと情報交換した。そしてスタッフを労い、去っていった。

   気が付くと日は高く昇っており、青空が広がり始めた。赤ブーブー通信社のスタッフは「良いイベント日和だったんですけれどもね」と呟く。

   その後、赤桐さんたちはそろそろ撤退するとのことで、この日の取材を終えた。

(J-CASTニュース編集部 瀧川響子)

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