アイドルグループ「KAT-TUN」元メンバーの田中聖さんは2021年4月27日にツイッターを更新し、3度目の緊急事態宣言でライブイベントが中止や延期に追い込まれたアーティストが謝罪する姿を「見たくない」として持論を示した。
田中さんは「気持ちはわかるけどお前らのせいじゃない」とし、「TL(タイムライン)が謝罪で埋まると胸が苦しい」と思いを吐露。政府に対しては、アーティストに代わって「謝罪」をしてほしいと呼びかけた。
「俺も当事者になったらもちろん謝る」
東京都、大阪府、京都府、兵庫県を対象に4月25日〜5月11日の期間で出された緊急事態宣言。政府は感染拡大防止のため、4都府県で行われるイベントには原則として「無観客」の開催を要請している。これを受け、期間内に対象地域で行われる予定だったライブイベントは多くが中止や延期に。ツイッター上では、ライブを開催予定だったアーティストが「お詫び」する動きが相次いだ。
自身もアーティストとして活動する田中さんは27日に「俺も当事者になったらもちろん謝る」とツイート。その一方で「中止とか延期するアーティストの『申し訳ありません』とか『すいません』って謝罪もう見たくないよ」と持論を示した。
田中さんは「悔しいよね 気持ちはわかる」とアーティストの立場に同情しつつつも、「けどお前らのせいじゃない TLが謝罪で埋まると胸が苦しい」と思いを吐露。政府に対しては「宣言は仕方ない けど補填もそうだけど代わりに謝罪してあげてくれ」と、アーティストに代わって「謝罪」をしてほしいと呼びかけた。
田中さんのツイートには「本人が1番やりたいに決まってる」「悪くない人達に謝らせてしまっているのがとても悔しい」と共感の声が寄せられている。
俺も当事者になったらもちろん謝るんだけどさ
— KOKI TANAKA 田中聖 (@koki1105t) April 26, 2021
中止とか延期するアーティストの
「申し訳ありません」
とか
「すいません」
って謝罪もう見たくないよ
悔しいよね
気持ちはわかるけどお前らのせいじゃない
TLが謝罪で埋まると胸が苦しい
宣言は仕方ない
けど補填もそうだけど代わりに謝罪してあげてくれ