キャストも展開もまるで「半沢直樹」?
今回の演出は「半沢直樹」も手がけた福澤克雄さんで、出演者も半沢の同期・渡真利忍役を演じた及川さん、白井亜希子・国土交通大臣を演じた江口さん、「帝国航空」神谷厳夫社長役の木場勝己さん(「ドラゴン桜」で龍野恭二郎・龍海学園元理事長役)、「太洋証券」の営業マン役を演じた山崎銀之丞さん(同・奥田義明校長役)など、半沢要素が強めのキャスティング。
ドラマ冒頭シーンでは、厳かな雰囲気のなか重厚感ある会議室で、江口さんが「あなた、本気でおっしゃってるの?」と学園幹部に詰め寄るが、この雰囲気が半沢でも数々の名シーンが生まれた会議室でのシーンを想起させる。また、直美に届いたローン返済督促通知のメールの差出人が「白水銀行」で、こちらも半沢直樹に登場した銀行であることなど、随所に「半沢演出」が見受けられた。
こうした演出を楽しむ声があがる一方、派閥争いや理事長親子の確執など「勉強とは関係のない部分」がフォーカスされた初回放送に「前作の感じを期待してる人は別物として見たほうが良さそう」「阿部寛の敵が多すぎて毎週胸糞悪いシーンありそう。ほんと早く勉強してほしい」「続編って難しいんだね... 前作踏襲しすぎると『二番煎じ』と言われ、 思い切って変えたら『前の方が良かった』と」などと、戸惑いの声もあがっている。