「過去最高に感情が揺さぶられるシーンだった」
そんななか、1歳にもならない第一子が流行り病の麻疹で亡くなる。開国の影響で流行ったともいわれる恐ろしい病に、栄一は慟哭する。だが一方で、ますます過激な尊王攘夷へ傾倒していく。
その後、第二子が誕生するも、「家を出て天下のために働きてぇと思う」「この世のなか、みぃんなが幸せでなかったら、俺は嬉しいと思えねぇ」と父親に直談判し、横濱焼き討ち計画を前に家から勘当してほしいと懇願するのだった。
当時、子どもを亡くした栄一がいかにして過激な尊王攘夷運動に加わっていったのかが描かれた今回。繊細な感情を見事演じきった吉沢さんに対し、視聴者からは「途中から明らかに栄一の目が変わった」「お顔が綺麗な俳優さんってイメージしかなかったんですけど演技が素晴らしいですね。毎週驚いています。今日なんかは本当にすごかった」「陰のある演技が得意との話だったが、どういうことか分かってきた。 澄んだ眼をしてたまっすぐな青年がだんだん眼に光がなくなってきて、まっすぐなまま危ない方向に行ってる」「勘当を願い出るシーンの決意に満ちた表情の演技がただただ素晴らしかった」「今回の嗚咽は吉沢さんが泣く演技のなかで過去最高に感情が揺さぶられるシーンだった 第二子が誕生して喜べない栄一の感情と表情も揺さぶられた 藍を初めて売った時のキラキラした栄一はどこにもいなかった」などと、称賛する声が続出している。