ETC車で料金所を通過するような使用感
顔認証を使わない場合、これらのチェックポイントでは、搭乗券やパスポートを探すのに手間取る人も多い。顔認証ではその必要がない分、手続きの時間が短縮され、待ち時間も短くなることが期待されている。顔認証にかかる時間は、ほんの一瞬だ。高速道路でETC搭載車が料金所を通過するようなイメージだ。
今は空港や航空会社関係者による調整作業が進んでおり、一般客向けには21年7月に運用を始める。現時点で羽田空港では日本航空(JAL)、全日空(ANA)、デルタ航空、エールフランス航空(成田空港はJAL、ANAの2社)が参加を表明。順次拡大される予定だ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)