現地時間2021年4月16日に米ホワイトハウスで行われた菅義偉首相とジョー・バイデン米大統領による日米首脳会談。会談後の報道では、両首脳が並んで歩く様子が伝えられたが、ネット上では菅首相の装いに対し「パンツがダボダボ」といった厳しい指摘が相次いだ。
企業のトップなどに服装や立ち振る舞いを指導してきた「見た目のプロ」は、今回の菅首相の姿をどう見ていたのだろうか。専門家に聞いた。
「ワイシャツが袖から見えない」
菅首相とバイデン大統領は現地時間16日午後、ホワイトハウスで初の会談を実施。取りまとめた共同声明には、中国の軍事的圧力が強まる台湾海峡をめぐり「平和と安定の重要性を強調する」こと、気候変動対策として2030年までに日米両国が「確固たる気候行動を取る」ことなどが明記された。
会談後の報道では、ホワイトハウスの中を菅首相とバイデン大統領が並んで歩く様子が写真で伝えられた。菅首相とバイデン大統領は、ともにブルーを基調としたスーツとネクタイ、黒色のマスクを着用。一見すると、両首脳の「協調」を印象付けるシーンだが、ネットユーザーから聞かれたのは、菅首相の「装い」に対する違和感の声だった。
「ワイシャツが袖から見えない」
「(ワイシャツの)首周りも合ってない」
「パンツがダボダボ」
目立っていたのは、衣服の「サイズ感」に言及するものだが、「ネクタイもえくぼ(ディンプル)ができてない」「胸元にチーフが欲しい」と細かい部分への指摘も見られた。隣にいるバイデン大統領の着こなしには「決まってる」「ピシッとして見える」という声が集まった一方、菅首相に対しては、
「日本の顔なんだから、せめてスーツの着こなしぐらいは...」
などと渋い反応が集まった。ただ、一部では、今回の菅首相の装いを好意的に受け止める声もあった。