業務スーパー発の焼肉店、コロナ禍でも絶好調 「今は逆にチャンス」仕掛け人は語る

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店内でパティシエが手作り

   スイーツは、専属のパティシエが店内で手作りして提供する。梅岡さんは「できたての美味しいスイーツを好きなだけ召し上がっていただけます。見た目も華やかで、季節感が出せるのもメリットの一つです」と話す。

デザート&ジェラートビュッフェ
デザート&ジェラートビュッフェ

   ラインアップは定期的に変わり、中でもジェラートは月に2、3品が入れ替わる。「ジェラートは専門店と材料や製法が同じのため、できたてを召し上がって驚かれるお客様は少なくないです」。

   デザートは特に女性客に人気で、他社との差別化につながった。焼き肉店の"弱点"のカバーにもなった。

「焼き肉店のメインは客単価的にディナーとなり、昼は集客しづらいといわれています。ですが、当社ではデザートに力を入れたおかげで昼の集客が上手くいきました」

   コロナ禍でも好調の要因は、主に2つあるという。

「焼き肉業界全体にいえますが、無煙ロースターの存在が大きいです。当社ですと2分15秒で店の空気が一巡するほど換気能力があり、お客様も、一般の飲食店と比べて換気が良いことをご存じで来店されているのかと思います。もう一つは、焼き肉は家でしづらい点です。庭でバーベキューはできますが、ハラミを食べて、ロースを食べて、シメは冷麺...と店のように多くの品揃えをすることは難しいのではないかと思います」
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