「ノーマスクピクニック」復活運動に批判相次ぐ 発起人は「コロナは茶番」を主張...公園側は対応苦慮

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「ネオ・全国同時ノーマスクピクニック」

   このユーザーは、4月22日になって、「ネオ・全国同時ノーマスクピクニック」として、中止になったピクニックと同じ日程と場所で行うとツイッターで告知し、リプライを通じて参加申し込みを受け付け始めた。東京都世田谷区内の都立砧公園では、5月1日土曜日の12~14時に行うとしている。

   マスク着用については、公園は子供が多いので不審者と見られ、運動の場で熱中症の危険があると主張して、厳禁だと主張。そして、公園職員に対しては、その場で腹を割って話し合いたいとも書いている。

   新型コロナウイルスについて、このユーザーは、以前から「茶番」などと主張しており、中止企画の主催者らと同様に、コロナやワクチンに懐疑的な見方をしている。

   3月1日には、国交省やJR東日本のお知らせだとして、マスクを外すよう都内のJR新宿駅前の街宣活動で呼びかける動画を投稿し、国交省やJRがその事実を否定する騒ぎを起こしていた。

   今回の企画についても、ツイッター上では、賛同者からの支持はあったものの、「タダの迷惑」「やめて欲しいです」と批判も相次いでいる。

   管理者の砧公園サービスセンターでは4月23日、担当者がユーザーの企画について「知っています」としたうえで、対応についてJ-CASTニュースの取材にこう説明した。

「マスク着用などは園内放送で呼びかけたり、看板などの掲示を出したりしており、この件につきましては、職員が巡回してお声かけするしかないと考えています。特別なことはなく、通常通りの対応をするということです」

   公園運営者の都公園協会の広報係は同日、取材に次のように話した。

「マスク着用のお願いを出していますので、残念なことです。公園によって対応は違っていますが、大人数でマスクをしないで食事をする場合には、巡回している職員がお声かけすると思います」

   J-CASTニュースでは、このユーザーにもツイッターを通じて取材依頼しているが、23日20時までに反応はなかった。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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