2021年4月23日、東京都の小池百合子知事は25日に東京都などに発出予定の緊急事態宣言に関連し、都内の感染防止策として、20時以降、店頭などの照明を消すよう各業界団体などを通じて要請すると表明した。
これに対して、ネット上で「灯火管制? 戦時中なの?」といった驚きのツイートが相次いでいる。
「令和の世で灯火管制とか聞くハメになるとは」
「灯火管制」とは夜間空襲を避けるため、その目標として視認される灯火を消灯する戦時下の措置であり、日本においては第2次世界大戦中に発令されたことは皆さんもご存じだろう。また、自宅の照明に布を掛ける様子など、具体的な方法を資料映像で目にしたことがある方は多いのではないだろうか。
その「灯火管制」という言葉が23日夕、ツイッターのトレンドに登場。どうやら、小池知事の定例会見に驚いて灯火管制を連想した人が非常に多かったようだ。
あるツイッターアカウントは「令和の世で灯火管制とか聞くハメになるとは。ばあちゃん生きてたらなんて言ったかな...」と、戦中世代の肉親に思いを馳せているほか、別のアカウントは「灯火管制はちょっと何考えて出した答えなのかわからんな」と憤っている。