エヴァ「ヤシマ作戦」が現実に? 小池都知事「消灯要請」でトレンド入り、その類似性とは

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   東京都の小池百合子知事が2021年4月23日、新型コロナウイルス対策のため20時以降、街灯を除く都内の店頭照明を消すように要請する方針を明かした。

   夜間の外出を抑制するための措置だが、都内全域で夜間の灯りを消すというアイデアにアニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの「ヤシマ作戦」を思い出したとの声が相次いでいる。

  • 小池百合子都知事(2019年撮影)
    小池百合子都知事(2019年撮影)
  • 小池百合子都知事(2019年撮影)

作中では全国を停電状態に

   「ヤシマ作戦」とは、エヴァンゲリオンシリーズの『新世紀エヴァンゲリオン』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の作中で発令された、敵である「使徒」を倒すための作戦だ。

   正八面体の幾何学的なフォルムを持ち、強力な加粒子砲による攻撃を繰り出す使徒「ラミエル」。接近戦では倒すことのできない強大な敵に、大量のエネルギーを必要とする「ポジトロン・ライフル」を用いた殲滅作戦が考案された。

   ポジトロン・ライフルを使うためには日本全国から電力を集めなければならず、一時的に日本全国を停電状態とするほどの大規模な作戦となった。これが、「ヤシマ作戦」だ。

   23日の定例会見で小池氏は「人の流れを抑制する措置」として、「20時以降、明るい看板、ネオン、イルミネーションなどを停止して頂くようお願いをいたします」「街灯を除きまして、全ての灯りを消すよう徹底していきたい」と述べた。

   今回の要請では、防犯のための街灯を除き都内で営業する各店舗のネオンやイルミネーション等の照明を消し、人出の抑制につなげるという。

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