「選考中の持ち駒が少なくなってきた就活生の皆さんへ」。同志社大学が公式ホームページ上に掲載していた就活生向け情報が、「攻めている」とSNS上を中心に話題になった。
しかし2021年4月23日10時までに、このページは閲覧できなくなった。J-CASTニュースはその理由を同志社大学広報部広報課に取材した。
「掲載期間が終了したため」
同志社大学は20日、公式サイト上のニュース一覧に「選考中の持ち駒が少なくなってきた就活生の皆さんへ」と題した就活生向けの助言を公開した。内容は、就職活動がうまくいかない学生に対し、志望企業の選び直しも検討するように呼び掛けるものだ。
SNS上ではこの記事のタイトルや、「有名企業ばかりだと全滅の可能性が否定できません」、「落ちるには理由がある」などの手厳しい助言の内容が注目を集めていた。
しかし23日朝10時ごろ、このページにアクセスすると、「お探しのページが見つかりません」との情報のみが表示されるようになった。記者が同日8時半にアクセスした際には確認できていた。
どうして削除されたのか。同志社大学の広報担当者は23日午前のJ-CASTニュースの取材に、次のように話す。
「キャリアセンターのニュースを周知する目的で、ホームページ上に期間限定で公開しておりました。掲載期間が終了したため今朝、記事を取り下げました」
担当者によれば、23日開催予定のイベント「就活リスタートセミナー&相談会」を知らせるための記事であり、掲載期間が終了したため取り下げたとのことだった。
(2021年4月23日12時50分追記)表記に誤りがあったため、見出しと本文の一部を修正しました。