妻の一言から始まったアイデア
今回の「ベビカル」サービスも、ベビーカーを使うような幼い子連れ客が、より電車を使いやすいように、という思いから生まれたものだ。サービスの概要を伝えたJR東日本のサイトの中で、企画を発案したjeki-X部長・森祐介さんは、
「『なぜ、駅にはベビーカーのレンタルがないのだろう』この妻の一言から始まったアイデアでした。(略)今後さまざまな施設への展開を進め、ベビーカーレンタルのインフラ化を目指します」
とコメントしている。
なお、JR東だけでなく、小田急電鉄・新宿駅西口地下改札外でも5月7日から5月31日まで、ベビーカーのレンタルサービス「Share Buggy」の実証実験がスタートする。
こちらはベビー用品のレンタル・販売サービス運営をしているBabyboor社(東京都豊島区)が実施するもので、19年3月に京王井の頭線渋谷駅構内でも実施していた。料金は1時間220円からになり、利用には専用アプリが必要になる。