「言うことを聞かなくてイライラしたと本人から聞いた」
「膝をついてしまって鼻にたくさん砂が入り込んで手網を引いて頭を起こそうにもまた鼻をついてしまって砂を吸い込むの繰り返しでやむを得ずの判断をしたのだと思ってます 起きることは出来たのですがその後また膝をついていその場で競走中止しました 厩舎までの帰路ずっと酷い咳をしていて鼻から沢山砂が出てきました その砂が肺に入ったり詰まって呼吸が出来なくなったりしなくて良かったです」
鈴木騎手の行為について、帯広市のばんえい振興課は4月21日、J-CASTニュースの取材にこう答えた。
「現場にいませんでしたので詳細は分かりませんが、騎手に事実確認したところ、馬が言うことを聞かなくてイライラして蹴ったと聞いています。ファンの方々の信用や信頼を失う行為だと認識しています。当日すぐに本人を呼んで、厳重注意しました。現在は、処分を検討しています」
同課には、21日昼過ぎ現在で、電話やメールで20件以上も意見が来ていて、多くは、「馬がかわいそうだ」といった批判だという。動物愛護団体からは、抗議は来ていないとした。
鈴木騎手が馬の鼻に入り込んだ砂に対処した可能性が関係者から指摘されていることについては、「本人に聞いたところ、そういう状況ではなかったと話していました」と説明した。
馬主も横にいてレースを観戦したというドウナンヒメの生産者男性は21日、その状況を取材にこう話した。