「PR案件であるという事実が実にどうも...」
公開当初は「すごい、すごいエッセイだ」「読んでて泣けて来ました」とSNS上では絶賛する反応であふれた。しかし、次第に
「人の生活をこのように娯楽として消費してしまうのはどうなのかな」
「自治体からのPR案件であるという事実が実にどうも......」
といった指摘も目立つようになった。
また、PR表記が記事末尾にあり、広告だと気づかなかった人も少なくなかった。この点も問題視された。13日になって記事冒頭には広告である旨が追記され、大阪市が進める「新今宮エリアブランド向上事業」の施策の一環とも明かされた。
同事業は「新今宮ワンダーランド」とのコンセプトを掲げ、「来たらだいたい、なんとかなる」を合言葉に街のイメージ向上に取り組んでいる。
騒動を受けて、島田氏は19日、「行政の名前が出る記事として。PR記事として。私のいろんな配慮と知識が、もっともっと必要でした。怒りや悲しみ、嫌悪感や不信感など、伝えたい気持ちと真逆の感情を生み出してしまったこと、大変申し訳ありません」と謝罪文をnoteに投稿した。
今回の騒動について関係者で対応を協議しており、「すべての準備が整ったら、この場で改めて、お知らせさせてください」とした。