吉本興業は2021年4月21日、吉本新喜劇のチャーリー浜さんが18日に大阪市内の病院で呼吸不全と誤嚥性肺炎のため死去したと発表した。78歳だった。
チャーリー浜さんは1962年に吉本新喜劇に入団。「ごめんくさい」「君たちがいて僕がいる」といったギャグに加え、「...じゃあ~りませんか」はテレビCM出演を機に知名度が高まり、1991年の「新語・流行語大賞」で年間大賞を受賞。当時の子供たちの間で物まねが流行るなど、一大ブームを巻き起こしたのだった。
「会社の若い子、チャーリー浜知らないって。。。」
そのためか、訃報に対しては、「悲しいじゃあ~りませんか。ご冥福をお祈り申し上げます」と、本人のギャグを絡めつつ明るく送り出そうとするツイートが続々と上がっているが、他に目立つのが、「チャーリー浜さん死去の報に会社の若いメンバーが誰もピンときていない模様」と、会社の後輩がチャーリー浜さんを知らなかったことに驚いたとする声だ。
確かに、前述の通り、「...じゃあ~りませんか」が新語・流行語大賞の年間大賞を受賞したのは30年前となる1991年。となれば、同年に生まれた人間であっても、2021年ともなれば大卒新人の年齢を優に超えているわけであり、会社の後輩がチャーリー浜さんを知らなくても全く不自然ではない。しかし、これらのツイートを行った「当時の子供たち」からすれば、あれだけの猛威を振るったチャーリー浜さんを知らないというのは、やはり衝撃なのだろう。
同様のツイートは他にもあり、
「『あーりませんか』が流行ったのはかなり昔の印象だけど1991年の話か。つまり30年前か。かなり昔という印象は正しいじゃないか」
と、気付けば長い時間が過ぎていたということにハッとしたとする声が上がっているほか、
「新喜劇のスターがまた1人...」
「チャーリーさんもだが、島木譲二さん、井上竜夫さんなど往年の吉本新喜劇スターが逝ってしまうのは...悲しいじゃあーりませんか(泣)ご冥福をお祈り致します」
「会社の若い子、チャーリー浜知らないって。。。ショック、う~ん、ジョージショック。あ、コレは島木譲二か。島木譲二もだいぶ前に亡くなってたな」
と、吉本新喜劇の他の鬼籍に入ったメンバーの名前を挙げつつ、チャーリー浜さんの死を悼む声も上がっている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)