くら寿司が「刺身」の販売を始めるワケ 同社では初、「おつまみ需要」を受け決断

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

「私どもは『寿司屋』ですので...」

   くら寿司といえば、15年にシャリを使った「シャリカレー」、16年にはお米を使った炭酸飲料「シャリコーラ」を販売するなど「シャリ推し」のイメージも強い。

   今回「シャリ」ではなく「お刺身」を売り出すことについて、くら寿司の岡本浩之取締役は「私どもは『寿司屋』ですので、一番大事にしているのは『シャリ』ですが、その上に載せる『ネタ』も大事にしております」と強調。その上で、売り出す理由を次のように説明した。

「前々から(刺身を売ってほしい)という要望を(利用客から)いただいていた。(郊外から都心部への進出に伴い)お酒の販売が増えているお店が多くなっていますので、『お寿司ばかりだとお腹が膨れるから、お刺身も出してほしい』という要望が非常に強くなった。今後は(3店舗での)販売状況を見ながら、他店舗に拡大していくかを判断していきたい」

   会見にはお笑いコンビのマヂカルラブリー(野田クリスタルさん、村上さん)、陣内智則さんも登壇。マヂカルラブリーの2人はこの日のために作ってきたという「くら寿司」の漫才ネタを披露し、会場を沸かせた。

1 2
姉妹サイト