白鵬は「一代年寄」襲名できないのか 実績は歴代3人と遜色ないのに...「異形の資格」見解が波紋

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土俵上のマナーや言動が問題視されたことも...

   白鵬はこれまで史上最多の44回の幕内優勝を飾っており、名実ともに「平成の大横綱」として相撲史にその名が刻まれている。白鵬に関しては、これまで土俵上でのマナーや言動が問題視されることがあったものの、横綱としての実績や功績は、過去に一代年寄を名乗った横綱と比較しても遜色はないだろう。

   横綱は引退してから5年間は親方として協会に残ることが出来るが、その後も協会に残るためには年寄名跡を取得する必要がある。白鵬が一代年寄を襲名できなければ、他の横綱同様の手続きを踏むことになる。白鵬は現在、年寄名跡取得へ向けて調整中との一部報道もみられるが、現時点で正式な話として伝わってこない。

   「有識者会議」の提言書は一代年寄に否定的な見解を示し、白鵬への適用は厳しい見通しとなった。インターネット上では大相撲ファンから「白鵬は納得できるのか」との声も上がっている。3月場所を途中休場した白鵬は、7月の名古屋場所に進退をかけて臨む意向を示している。

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