巨人・丸佳浩、復帰してもスタメン危うい? 新戦力台頭で競争激化...原監督の采配は

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    プロ野球巨人の丸佳浩外野手(32)、ゼラス・ウィーラー内野手(34)、中島宏之内野手(38)、若林晃弘内野手(27)が2021年4月20日、イースタン・西武戦で実戦復帰した。4選手は新型コロナウイルスの陽性判定を受け4月上旬に入院。退院後はそれぞれ順調な回復ぶりを見せ、2軍戦での実践復帰となった。

  • 原辰徳監督(2014年撮影)
    原辰徳監督(2014年撮影)
  • 原辰徳監督(2014年撮影)

新外国人は阪神3連戦で1軍合流も

    4選手が戦線を離脱していた間にチーム内では新たな「戦力」が台頭している。なかでも丸の代役としてセンターを守る松原聖弥(26)は4月8日から「1番・センター」でスタメン出場しており、打率.304、出塁率.339をマーク。丸が抜けた穴をしっかりと埋める活躍を見せている。

    松原の台頭で外野のレギュラー争いは厳しさを増しているが、新外国人の加入でより一層し烈な争いになりそうだ。

    現在2軍で調整中の新外国人のエリック・テームズ外野手(34)が、早ければ今週中にも1軍デビューする可能性が浮上している。1軍での出場となればレフトのポジションが想定される。日本球界に適応できるかどうかは未知数ながら、1軍昇格後しばらくは起用が続くとみられる。

    現状、外野のポジションは、ライトが開幕から梶谷隆幸(32)で固定され、センター松原、レフトに亀井善行(38)、重信慎之介(28)らが入っている。ここにテームズが入ってくれば、亀井、重信は代打要員としての起用が見込まれる。問題はセンターだ。「不動のセンター」丸が1軍復帰で即「定位置」に戻ることが出来るのか。

内野でもレギュラー争い激化

    松原はリードオフマンとしても成長をみせ、好調を維持するチームを支えている。一方の丸は開幕から打率.087と不振にあえぎ、出塁率こそ.344をキープしているが本来の姿からは程遠い。好調の松原か、実績の丸か。選手起用に関しては原辰徳監督(62)の一存にあるが、「不動」の丸も競争を強いられることになりそうだ。

    また、内野でも出場機会を巡る争いが激化しそうだ。

    ここまでファーストの香月一也(25)が存在感を見せている。18日のDeNA戦では「5番・ファースト」でスタメン出場し、打率.304の数字を残している。レギュラーの座を争うことになる新外国人ジャスティン・スモーク(34)に実績では及ばないが、パンチ力のある打撃は今後に期待が持てる。

    また、固定出来ずにいるセカンドは、吉川尚輝(26)、増田大輝(27)、廣岡大志(24)らがレギュラーの座を巡りしのぎを削っており、ここに若林が「参戦」する。他球団がうらやむような人材を抱える巨人。主力がチームに復帰し、さらに新外国人が加入することで、レギュラー争いが激しさを増していく。

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