内野でもレギュラー争い激化
松原はリードオフマンとしても成長をみせ、好調を維持するチームを支えている。一方の丸は開幕から打率.087と不振にあえぎ、出塁率こそ.344をキープしているが本来の姿からは程遠い。好調の松原か、実績の丸か。選手起用に関しては原辰徳監督(62)の一存にあるが、「不動」の丸も競争を強いられることになりそうだ。
また、内野でも出場機会を巡る争いが激化しそうだ。
ここまでファーストの香月一也(25)が存在感を見せている。18日のDeNA戦では「5番・ファースト」でスタメン出場し、打率.304の数字を残している。レギュラーの座を争うことになる新外国人ジャスティン・スモーク(34)に実績では及ばないが、パンチ力のある打撃は今後に期待が持てる。
また、固定出来ずにいるセカンドは、吉川尚輝(26)、増田大輝(27)、廣岡大志(24)らがレギュラーの座を巡りしのぎを削っており、ここに若林が「参戦」する。他球団がうらやむような人材を抱える巨人。主力がチームに復帰し、さらに新外国人が加入することで、レギュラー争いが激しさを増していく。