プロ野球巨人の丸佳浩外野手(32)、ゼラス・ウィーラー内野手(34)、中島宏之内野手(38)、若林晃弘内野手(27)が2021年4月20日、イースタン・西武戦で実戦復帰した。4選手は新型コロナウイルスの陽性判定を受け4月上旬に入院。退院後はそれぞれ順調な回復ぶりを見せ、2軍戦での実践復帰となった。
新外国人は阪神3連戦で1軍合流も
4選手が戦線を離脱していた間にチーム内では新たな「戦力」が台頭している。なかでも丸の代役としてセンターを守る松原聖弥(26)は4月8日から「1番・センター」でスタメン出場しており、打率.304、出塁率.339をマーク。丸が抜けた穴をしっかりと埋める活躍を見せている。
松原の台頭で外野のレギュラー争いは厳しさを増しているが、新外国人の加入でより一層し烈な争いになりそうだ。
現在2軍で調整中の新外国人のエリック・テームズ外野手(34)が、早ければ今週中にも1軍デビューする可能性が浮上している。1軍での出場となればレフトのポジションが想定される。日本球界に適応できるかどうかは未知数ながら、1軍昇格後しばらくは起用が続くとみられる。
現状、外野のポジションは、ライトが開幕から梶谷隆幸(32)で固定され、センター松原、レフトに亀井善行(38)、重信慎之介(28)らが入っている。ここにテームズが入ってくれば、亀井、重信は代打要員としての起用が見込まれる。問題はセンターだ。「不動のセンター」丸が1軍復帰で即「定位置」に戻ることが出来るのか。