「うまくいきすぎて怖い」快進撃の阪神 優勝に向けて解消すべき「不安要素」とは

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   プロ野球・阪神の勢いは本物か。2021年4月18日のヤクルト戦(甲子園)で10-7と乱打戦を制し、5年ぶりの7連勝。貯金を今季最多の11に増やした。

   「投打ががっちりかみ合っている。うまくいきすぎて怖いぐらいですね」(スポーツ紙阪神担当記者)

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「しばらく快進撃は続くのではないでしょうか」

   「特に先発陣の安定感が凄い。14~16日と3試合連続完封勝利を飾りましたが、エースの西勇輝、青柳晃洋、秋山拓巳、藤浪晋太郎、ガンケル、ドラフト2位左腕・伊藤将司ときっちり稼働している。

   救援陣も勝利の方程式でセットアッパーの岩貞祐太、岩崎優から守護神・スアレスにつなぐ勝利の方程式が盤石です。打線も不振だったリードオフマンの近本光司が復調気配で得点力が挙がっている。しばらく快進撃は続くのではないでしょうか」(同)

   18日のヤクルト戦は打線が4回まで7得点の猛攻。初回に大山悠輔の犠飛で先制すると、3回に糸原健斗、大山、サンズが適時打を放って、相手エース・小川泰弘をマウンドから引きずり下ろした。今季最多と16安打10得点の猛攻。先発のガンケルも6回1失点の快投で開幕4連勝を飾った。

   ただ、試合の終盤では、解消されていない「ある弱点」を露呈した。

   7点リードと楽勝ムードが漂う中で7回に救援登板したドラフト8位右腕・石井大智が山田哲人に3ランを浴びるなど4失点、8回に救援した加治屋蓮も2失点とピリッとしない。3点差に追い上げられたため9回に守護神・スアレスを出さざるを得ない展開になった。

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