Visa提供「五輪観戦チケットキャンペーン」中止に 開始からわずか3日...楽天の決定に憶測広がる

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楽天カード(東京都港区)が2021年4月16日までに、東京五輪観戦チケットのプレゼント企画を中止した。

   キャンペーンは4月5日に始まったばかりで、抽選で180組360人が当たるはずだった。一体何が起きたのか。

  • キャンペーンサイトより
    キャンペーンサイトより
  • 三木谷氏のツイート(編集部で一部加工)
    三木谷氏のツイート(編集部で一部加工)
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  • 三木谷氏のツイート(編集部で一部加工)

中止または無観客開催となった場合...

   楽天カードは4月5日~5月31日の期間、VISAブランドのクレジットカード「楽天カード」の利用者を対象に、東京五輪観戦チケットが当たるキャンペーンを展開した。チケットは、五輪ワールドワイドスポンサーのVISAによる提供だとしていた。

   しかし、キャンペーンサイトでは12日までに「弊社判断により、一時中断しております」と追記され、16日までには「弊社判断により、中止いたしました」と発表された。代わりに、楽天ポイント2万円分が当たる企画が行われることになった。

   キャンペーンサイトには当初、

「東京2020オリンピック・パラリンピックの開催状況によっては、当選チケット数の減少など、予定通り賞品を提供できない場合がございます」
「東京2020オリンピック・パラリンピックが中止または無観客開催となった場合、抽選で180名様に20,000ポイントを進呈いたします」

との注釈が記載されていた。

   また、楽天の三木谷浩史社長は4月7日にツイッターで「僕ははっきり今年の五輪開催はあまりに、リスクが高すぎると思っており、反対です。アスリートの方々には本当に申しわけないけど、一生懸命生きているのはアスリートだけでないので」と投稿していた。

開始3日後には中止が決定

   こうした経緯から、キャンペーン中止には「もう、水面下では決着してそうな?」「三木谷氏が五輪開催否定的だから変更したってのもありそう」などさまざまな憶測がSNS上に書き込まれている。

   楽天カード広報グループは16日、J-CASTニュースの取材に、中止を決定したのは4月8日だと明かした。

   理由を問うと、「キャンペーンページでご案内しておりますとおり、弊社の判断により中止させていただいたものです。詳細については回答を控えさせていただきます」と答えるにとどめた。

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