「パクられてるの知ってわろてる、神イベの予感」
実は、舐達麻は5月29日と30日に神戸市内で開催される「KOBE MELLOW CRUISE」に出演予定だったのだが、今回の逮捕を受けて出演は絶望的な状況となってしまった。それでも、あるツイッターアカウントは「神戸のフェスで『留置所で捕まりながらも歌ってるみたい。泣けるこれが舐達麻魂!』になりたい」と、本人たち抜きで開催されたイベントに予定通り行き、その場に来ていない本人たちの魂を感じ取りたいとツイート。また、別のアカウントも「パクられてるの知ってわろてる、神イベの予感」と、逮捕によってイベントの価値が高まったとする声を上げているほどだ。
確かに、同イベントは舐達麻以外にも多数のアーティストが出演予定であるため、舐達麻が出演しなくても滞りなく開催されるものであり、前述の田口さんの場合など、コンサートそのものが中止になってしまったケースとは状況が違うのは事実。ただ、それでも逮捕されることによってイベントに泥を塗ってしまったことには変わりはないわけだが、であるにもかかわらず、本人たちが逮捕されることによって、その「リスペクトの念」がさらに強まってしまったとする声が上がってしまっているのである。
舐達麻は本人たちの、その異端児ぶりが魅力とされているが、そのファンもまた、型にはまらない人々が多いのかもしれない。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)