3人組ラップグループ「舐達麻」のメンバー2人が大麻を所持していたとして逮捕されたことが、ネット上で注目を集めている。
同グループは以前から、その歌詞が大麻を連想させるなどと指摘されるなどしていたためか、逮捕の一報を受けたネット上の反応は、「驚き」よりは「やっぱり」といった反応が多い。さらに一部のファンからは、通常の芸能人の薬物事件が発生した際とは対照的な反応が出ているのだ。
独特すぎるファンの反応
通常、芸能人が薬物で逮捕された場合は、アンチや一般人から罵声が飛ぶ中、ファンからは罵声と言うよりは叱責、さらには、今後の活動を案じる心配の声が飛び出すものである。
特に、ラップグループたる舐達麻のように歌手であれば、楽曲の発表やコンサートの日程が吹き飛ぶと言った弊害が往々にして発生するわけであり、これらがご破算になることへの怒りをつづるツイートが噴出するといった現象が見られるのが常だ。
近年では、2019年5月に元KAT-TUNの田口淳之介さんが大麻の所持で逮捕された際に、当時、1カ月半後に迫っていた本人のコンサートのチケットがまだ販売中だったことを挙げつつ、「あなたが締め切ってどーするの」といったツイートが乱れ飛んだことがあったほどだ。
しかし、今回の舐達麻のファンの反応を見てみると、上記のような叱責の声はほとんど見当たらず、代わりに見受けられるのは、むしろ逮捕を喜ぶかのような声なのである。