2021年4月16日、ヒップホップグループ「舐達麻」のメンバー2人が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された。各メディアが報じた。
インタビューで使用を公言?
「舐達麻」は2009年結成の3人組ラップグループ。報道によると、今回逮捕されたのは、「G-PLANTS(ジープランツ)」こと本多勇容疑者と「DELTA9KID(デルタナインキッド)」こと広井大輔容疑者を始めとする男女9人だ。
本多容疑者は21年4月14日、埼玉県の自宅で大麻およそ8.3グラムを所持しており、広井容疑者は20年9月当時の埼玉県内の自宅で、大麻若干を所持していた疑いが持たれていると伝えられている。
あわせて逮捕された7人も「舐達麻」の関係者で、「APHRODITE GANG(アフロディーテギャング)」と呼ばれる舐達麻メンバーの地元の仲間から構成されるクルーの一員とみられている、という。
「舐達麻」はアンダーグラウンドラップで人気のグループであり、大麻の使用や暴走族での思い出、刑務所での生活など、メンバーらが経験したリアルな過去を題材とした曲を多く発表している。
「舐達麻」の代表曲のひとつ『LifeStash』では、「大麻吸いてえ畜生」「たかだか大麻 ガタガタぬかすな」との歌詞が登場。CD「LimitercutIII」のジャケットには、袋に入れられた乾燥大麻とみられる写真が使われている。
また、音楽系メディア「音楽ナタリー」の20年10月のインタビューでも、メンバーらは「曲作るためにウィード(大麻の隠語)吸って」などと発言していた。