万が一、倒してしまったら・・・
そのうえで万が一、自動車用バッテリーを横倒しにするなど衝撃を与えてしまった場合には以下の3点を注意するように呼び掛ける。
「(1)衝撃を与えてしまった場合は、液漏れ、電槽(ケース)の割れやひびがないか確認してください。
(2)横倒された場合、液口栓から電解液が更に漏れ出すことがあります。またそのまま車両に搭載すると、電解液が車両に付着し、腐食を発生させますので、注意が必要です。
(3)皮膚・衣類に電解液が付着した場合は、やけどのおそれがありますので直ちに多量の水で洗い流してください。やけど・衣服損傷の原因となります。目に電解液が入った場合、直ちに多量の水で洗眼し、速やかに眼科医の治療を受けてください」
またパナソニックでは、販売業者に対して商品研修を実施し、カーバッテリーの取り扱いについて注意喚起を行なっているという。ユーザーに向けては公式サイトなどで、使用方法や注意事項を詳細に記載している。
同社は最後に「お買い上げ時には、液漏れのチェックと、保証書・取扱説明書をよくお読みいただき、ご使用ください」と注意を呼び掛けた。