「母親でもない私でもすごく苦しくなった」
しかし入間は、事件の真相を突きとめる。瑤子の揺さぶりがケガを招いたと診断した医師が、ケガを負わせた人物だったのだ。
ケガの原因は、同じ医師が事件の3日前に瑤子の娘を診察した際、目を離してベッドから落ちたことにあった。こうした真相を突き止めた入間は、瑤子に無罪判決を言い渡す。
緻密な調査と、息の合ったチーム力により、冤罪を防いだのだった。
法廷で、入間から無罪を主張する意思を確認された際、まっすぐな目で「私はやっていません」とはっきりと答える姿。そして、医師が自らの過ちを認め真実を明かし、「(この裁判は、)母親としての誇りを取り戻せるかどうかの裁判です」と入間が医師に語り掛けた際の、うつむいて息をきらしながら涙を流す姿...。
現実でも一児の母親である前田さんの、親としてのたくましさや悲しみを表現した演技に対し、視聴者からは
「演技と思えない泣きの前田敦子が秀逸!」
「前田敦子と一緒に泣いてしまった。 人生の変化を体現する女優の凄みが表現されていて驚いた」
「母親でもない私でもすごく苦しくなったのに演じてるあっちゃんはもっと苦しかったんだろうな... あっちゃんの演技ほんとに良かった」
「前田敦子の抑えた演技と涙がすごくよかった」
「あっちゃん、母親の役上手かった... リアルな感じが出てた!」
などと絶賛する声が相次いでいる。