外国人選手充実の阪神は外国人枠問題も
現在4位の中日も助っ人合流が大きな追い風となりそうだ。
ライデル投手とアリエル捕手が13日の巨人戦から1軍に合流。中日投手陣はリリーフ陣の踏ん張りもあり、チーム防御率は阪神と並びリーグトップ。これに守護神ライデルが加わることで投手力がより安定するだろう。また、上肢のコンディション不良のため戦線離脱しているビシエド(32)の穴を埋める人材としてアリエルの存在は大きい。
首位を走る阪神は、4月4日に新外国人メル・ロハス・ジュニア外野手(30)、ラウル・アルカンタラ投手(28)が来日。隔離期間を経て今月下旬にもチームに合流する見込みだ。今季、阪神の外国人選手は充実しており、打撃陣ではサンズ(33)、投手陣ではガンケル(29)、スアレス(30)が安定した成績を残しチームに貢献。外国人枠の問題はあるものの、ロハス、アルカンタラの加入はライバル球団にとって脅威となりそうだ。
リーグ2位の広島は9日に新外国人のカイル・バード投手(27)とドビーダス・ネバラスカス投手(28)が来日。また、ヤクルトの外国人4選手もすでに来日しており、隔離期間を経てチームに合流する予定だ。
開幕から外国人選手不在の戦いを強いられたDeNA。投手陣に不安を残すものの、ソト、オースティンの合流で勢い付くか。そして巨人の新外国人選手が実績通りの力を発揮すれば、チームの浮上に大きな追い風となるだろう。外国人選手の合流で新たな展開が繰り広げられそうだ。